受験体験記01

Goda塾卒業生の保護者の皆さまが今まで感じて来られた様々な思いを振り返って書いて頂きました。郷田あるいは今後受験生の親を経験される方々に向けて綴って頂いた体験記です。今後どんどん追加しますので「受験体験記」と検索してみて下さい。

娘との3年間

Goda塾には小6の春休みからお世話になっています、「親にとっては良い塾だけど子供にとってはハードな塾」と伺っていました。厳しくてもしっかり勉強できるので娘は先生にお世話になる予定をしていたようです。
もう少し早く入塾させる予定でしたが習い事の都合上この時期となりました。

娘は中学ではかなりハードなバレー部に入りクラブ、塾、塾の宿題、学校、時間の余裕が無くとにかく1日をなんとかこなす状態でした。
本当に余裕がなかったので何度も退塾の話をしましたが、娘の意志が強く続けることとなりました。

学校では1年次の態度が非常に悪く1学期に体育で2が付いてしまいました。担任の先生にも「反抗はしないけれど態度はあまり良くない」と伝えられました。クラスの状況も悪くクラスは崩壊し、先生も体調を崩され2年生に持ち上がることはありませんでした。

今思えば1年生の間、郷田先生に対しても非常に悪い態度だったと想像しています。すみません。。。
娘の様子を見てきましたがなかなか改善されないため、本人と何度も話し合いの場を持ちました。その甲斐あってか2年生以降は比較的安定した生活が送れたように思います

志望校については、入塾当時平城高校を目指していましたが閉校となり郡山高校を目指しました。
しかし、成績が思うように上がらず断念しました。成績が上がらなかった原因の一つに女の子にありがちな「ノート」が挙げられると思います。娘は「ノートだけは綺麗に取りたい!」「ノート点はどの教科もA+」。これが足を引っ張りました。この状況は3年間続きます。何度話をし、注意してもかなり頑固な性格なのでなかなか受け入れてくれませんでした。
志望校を一条高校に変更しましたが、大学受験を考えた際に不安が残ったので、私立を視野に受験校を探しました。
そんな中、近大附属の説明会に行きました。最終的には近大に通える。自由。行事はとても楽しそう。しかし、あまりにもに生徒数が多いので目が行き届くかの不安があり、別の学校も考え始めました。
郷田先生に相談した際、それならばと育英西高校・立命館コースを進めて頂き受験を決めました。正直、女子高に否定的だった私と主人は共学を何度も進めましたが、将来の事を考えて選んだ娘の育英西に対する決意は固かったです。

勉強面では、「勉強しなさい!」とは言わないと決めていたので言いませんでした。結果がどんなに悪くても努力が見えれば全面的にサポートする体制を取りました。

と言えば聞こえは良いですが、娘は自分が決めたことしかしません。親の言うことを聞かないのでこの方法しか取れませんでした。思春期だからではありません。15年間ずっとです。。。悩んだ時期もありましたが最近はこれも個性だな~と思えるようになり少し気が楽になっています。

「受験生に一番ストレスがたまる!」と言いますが親のストレスも同レベルです。プリントは出さない、話はしない、連絡もしない、しても中途半端。さらに聞くとやや切れる。返事もいい加減。言った言ってないの無駄なバトル…。こんなことの繰り返しでした。

やっとの思いで受験が終わったのに先生からの受験体験記提出の連絡。
め、め、めんどくさい!!!笑 と思い先延ばしにしていましたが3年間を思い起こし貴重な時間になり、楽しんで体験記が書けました。ありがとうございます。

これから受験を迎える親御さんへ
思春期の受験は本当に大変だと思います。ですが終われば結構笑えます。その時、許せず怒ったことや、あきれたこと、悩んだこと、自分自身が制御不能になること。親として大人げないこと。案外子供がしっかりしていてビックリすること。思い返すといい経験だなと思います。それを信じて、こどもを信じて1年を過ごしてください。