【中1】シシオドシのように学ぶ君たち ~自然体すぎる勉強風景~

今日も授業も無いのに昼間からK君とKさんが自習に来ていた。偶然同じイニシャル。

この学年は勉強に対する姿勢が非常に良い。やらされている感が一切出ない。授業中の反応はさらに良い。授業中の頷きはまるでシシオドシのようで、首がいつ取れれもおかしくない。その乗せ上手なウンウンと首の振りについついこちらも、じゃあと話を広げてしまう。

そんな昨日は化学変化の単元。元素や、原子、分子、化学式、構造式などの説明を行った。説明の最後の方でY君からエタノールってどんな化学式なんですか?と質問があり、C2H5OHやで。ってこれだけだと良く分からんので、メタンガスから説明するわと順番に説明。プロパン、プロパノールまで説明した時くらいに、そうか!だから8じゃなくて7になってOHがお尻に付くんか!と規則性を発見した様子。だから燃えたら二酸化炭素と水が出来るんやな~と一人で勝手に納得。そして、化学は楽しいな~とご満悦。シシオドシさらに加速。

最後の1時間は今日の授業の復習をして、来週のテスト準備。それが出来たら後は好きな教科をして良いよと言って教室を後にする。隣の教室でで授業をしているとキャッキャ、キャッキャと声がするのでモニターで中1の教室を覗くと、全員で一つの机を囲んでいる。鍋パ?それともリンチ?と思って教室に入ると、中央には中3の数学の教科書。何してんの?と聞くと二次関数をリンチ…、いや二次関数が面白いので、みんなで一緒に読んでました。。。いや、、、自学中なんやけど…。。。

そう、これが課題。意欲も高いがジッと一人で勉強出来ない。もうかれこれ一年が過ぎようとしているのですが…。なかなか手ごわいです。本当に君たちは自然ですね。

辞書で自然を引けば「人の力を超えたところで存在する物や現象をいう」と書いてあった。そう、君たちには先生の力は届かない。。。