宿題にはお作法があります
多くの方が「授業→宿題」と一直線に進むイメージをお持ちかもしれません。しかし、Goda塾ではその間に“復習(確認)”というステップを必ず入れるよう指導しています。
この“復習(確認)”とは、
- テキストにある単元冒頭のまとめ部分を確認すること
- 授業中の板書を見返し、「先生と同じ手順で再現」すること
この2点を押さえた上で、ようやく宿題に取り組んでいただく流れとなります。
なぜこの順番が大事なのか?
勉強において「全体像を確認せず、いきなり宿題から始める」ことは、料理で例えるとこういうことです。
「肉じゃがを作ろう!」と思い立って、
冷蔵庫からとりあえずじゃがいもを取り出して炒め始める。
ところが…
炒めている途中で、
「あ、人参がない!」と気づいてスーパーに走る。
人参を刻んで鍋に入れたら、今度は
「あれ?玉ねぎも必要だったっけ?」と再びスーパーへ。お願いします
このように、行き当たりばったりで進めると「手間ばかりかかって、なかなか完成しない」状態になってしまいます。
一方で、最初にレシピ(=まとめ・板書)を確認してから動けば、
- 必要な材料が一発で分かり
- 買い物も一度で済み
- 調理もスムーズに進みます
つまり、勉強もこの「肉じゃが作戦」を使えばできる限り無駄を減らすことが出来ます。
まずは「単元のアウトライン(筆者の主張)」を理解した上で演習に入る。この順番が、理解の深さと時間効率をを左右します。
これ以降の宿題では是非意識してみてください。
名付けて「肉じゃが作戦」です。




