中1の授業で、マツの雄花のりんぺん(鱗片)に「花粉のう」があって、その中に花粉が含まれているんだよ。
そう教えたいのですが、「のう」って何?ってなると思ったので、色々例を出すことにしました。
「土のう(土嚢)」って知ってる?あの土砂崩れの時に使うやつと説明したら、男子生徒が「おじいちゃんがこの前使ってた!」と「そうそう、のうってのは袋って意味で、その中に土が入っているから土のうな!」ここで理解出来た様子。
さらに重ねて。
じゃあ、ちょっと女子は耳を隠しといてもらいたいねんけど、
「キンタ〇袋」のことを医学用語で実は「陰のう」って言うんだよと言ったら、女子が大爆笑。
通常の学年は男子がノリノリで女子が引くのですが、今年は逆。
女子はノリノリ。男子は照れて縮む。。。
ここで授業を終えても良かったのですが、ここで終わるとハシタナイ先生になるので、少し賢そうに見せるために、シダ植物の葉の裏には「胞子のう」という袋があって、ここから胞子が飛び出すんやでと言って、自分のことを自分でフォローして授業を終えました。
中1のみんなが帰りの車の中で、あのハシタナイ話をお家の人にしてないか、先生は心配しています。授業後半でやるべきではなかった。どうせなら前半で言えばと授業後に後悔していました。
ちなみにここからは子供たちには衝撃が強すぎるので授業では話さなかったのですが、医学用語つながりということで、私の過去の出来事を少しお伝えします。
これを読まれているお母さま方はこれより先、閲覧禁止です。(自己責任です。)
では。
2年ほど前、私はお腹の少し下あたりを開く手術を受けました。
そしたら翌日、男性の大事なところが真っ黒になっていました。
見てもらう訳にもいきませんので、どのくらい真っ黒かというと、バナナが熟れて糖化した感じで全体が真っ黒になっている状態でした。
分からない方は、カリントウを想像して下さい。
「簡単な手術で術後も問題ないので安心して下さい」と、お医者さんに言われていたので、気を抜いていたからこそ余計に、
トイレで用をたした時にびっくり!!
なんでここに和菓子が…と衝撃を受けました。
慌ててお医者さんにこの状況を伝えようと思うのですが…
ここからが大問題。
私も良識のある大人なので、「大事なところ」のことを何て伝えれば良いのか分からず。
私:「私の…」
私:「その…」
私:「えーっと…」
お医者さん:「どうしました?」
私:「その、何て言えば良いのか分からないのですが、
(さぁ勇気を振り絞って…!)
私:「実は…。お。お。おち〇ちんが…真っ黒になっていまして…」
お医者さん:「あー、郷田さんペニス」のことですね。
私:「(心の中で)、そうか!そういえば良かったのか!医学用語ではそう言うんか。」
冷静になれば分かりそうなものを、緊張してしまい。。。
お医者さんにとっては日常的なことを、
こちらは清水の舞台から飛び降りる覚悟で「おち〇ちんが…」と言ってしまって。
もう本当に恥ずかしくて、恥ずかしくて。
その時の自分の顔を鏡でみたら、相当顔を赤らめていたんではないでしょうか。
上は真っ赤、下は真っ黒。
退院後先生は私のカルテにきっと「テントウムシ」と書いているのではないでしょうか。。。
さらに間の悪いことに、この病院で卒業生のお母さんが看護師として働いておられて…。。。
ちゃんちゃん。



