受験体験記・卒業生・2025・奈良高校進学

育英西高校・特設文理すみれ 合格
近大附属高校・スーパー文理 合格

私は受験期があまり辛いと感じなかった。もちろん全く感じなかったと言ったら嘘になるが、勉強の面白さを改めて知り、しんどさよりも楽しさを感じることが多かった気がする。

また、受験期の追い上げの力だけでなく、1年からの積み重ねが3年の自分にとって大きな支えになったと感じる。 

1年の頃、ノート提出が多く、間違えたところの直しの仕方を指導された。答えだけを書くのではなく、間違えた理由をしっかり記入すること。これは3年間繰り返し言われ続けた。言われた通り、間違えた問題の不明点を考え、その度にスマホで調べるようにしてきた。やはりしっかり調べたことは頭に残りやすかった。

例えば、”go to school”と”go to the school”の違いだ。冠詞なしの場合は「勉強をすること」を目的として、つまり生徒として学校に行くときであり、一方で冠詞ありの場合は「勉強以外」の目的として、つまり保護者などとして学校へ行く際に用いる。冠詞の使い分けについて自分なりに調べた。

1年の頃に調べたことだが今でも覚えている。時間はかかるが深く理解するには理屈で考えることがとても大事だと実感した。 

2年頃からは定期テストの点がかなり伸びた。気づかないうちに勉強に向かう姿勢が変わっていたと思う。初めは各教科80点以上取れたらいいと思っていたが90点代で安心、100点取れて嬉しいと感じるようになった。

言い換えれば、何点取れたかよりも「何点落としたか」を意識するようになっていた。

他には計画の仕方にも変化があった。学校からの指導もあって「何時〜何時までに◯◯をする」と決めて定期テスト期間の計画を立てていたが、細かい時間まで設定するとズレが生じやすく、計画通りに上手く進めづらかった。

そこで毎日何時間できるかを書き出し、教科ごとにする日をざっくり決めて、そこから日ごとのTodoを詰めていく。この計画の仕方に変えたことで勉強が一気にはかどり、また教科ごとに詰めるため頭の整理もされやすくなった。

定期テストに限らず普段の勉強においても、やることを可視化することで今すべきことがはっきりし勉強に取り組みやすくなったと感じる。

今挙げたことはどれも郷田先生の指導により学んだことだ。先生が教えて下さってことをきちんと行動に移し、早く取り組むことがどれだけ後の自分に響くのか3年間を通してよくわかった。

本格的に受験に向けての授業が始まり、どの教科でも単純な一問一答ではなく、その解答に辿り着くまでの過程を学んだ。

国語の論説文の解読法を学び、英語の長文読解で辞書を何度も引いて文法・品詞を掴む。理科・数学では着眼点をおさえて問題に合った解法を頭の引き出しから取り出して解き進め、地理では土地の条件や環境などと関連付けて考える。歴史は流れを掴んで解く。

先程述べた「暗記ではなく理屈で考える」ということにもつながるが、私はその過程が勉強においてとても大事な点でもあり、面白いところだと思った。

また、解けなかった問題や難しい問題が解けたときの嬉しさは勉強でしか味わえないものだ。私はその瞬間がすごく楽しい。Goda塾で勉強方法だけでなく、勉強の楽しさを知ることができて本当によかった。

少しでも皆さんのご参考になればと思い、中身の一部を掲載させて頂きます。

↓各教科1冊のまとめノート(やはり後々追加できるルーズリーフが作りやすいと思います。)

↓数学のまとめノート(なぜこう考えるのか、根拠がメモされています。)

↓英単語・熟語のまとめノート(横に例文を付けてまとめていますね。)

↓理科のまとめノート(素早く解くための技はpointとしてまとめられていますね。)

↓学校の英語ワークで間違えたところだけ抜き出して覚えやすく整理しています。

↓定期試験後の直しもきちんとやっていますね。

↓定期試験前の単語を各パート毎に抜き出して整理しています。

↓英文法の文法別注意すべきコツをまとめています。A✕→A〇方式です。

↓社会の模擬試験の直しです。資料が多いので切り貼りするなど工夫しています。

↓資料集の頭のページに流れを整理しています。

↓引き過ぎて広がる用語集。