責任をもって指導します
入塾から卒塾まで、全教科・全学年を私一人が責任をもって直接指導します。
全員に目が届く範囲で指導を行いたいので、各学年10名程度の募集とさせて頂いております。
時代に逆行してでも育てたい子
私はきちんと努力できる子を育てたいと考えています。そしてその子達が社会に出た時に周囲から期待され、仕事を任される。そんな人間性と強い心、そして学力を兼ね備えた大人になることを願っています。
頑張れる子に育って欲しい
ここ最近の風潮は「ほどほどで良い」「そこそこで十分」、もっと言えば「自分に合わせる」という意識が市中に蔓延しています。
私はこの考えにいくらかの疑問を抱いています。一歩社会に出れば自分に合わせてくれる会社などどこにもありませんし、多くの場合、自分が会社、そして社会に合わせていくことが求められます。
「この子に合った」とは聞こえが良いですが、やはりそのどこかで「頑張る」という言葉とセットであって欲しいと考えています。
「ナニクソ!」「ド根性!」と言えば昭和の価値観丸出しですが、やはり苦しい時こそどうすれば前に進めるかを捻り出し、逃げない姿勢、ファイティングポーズを取れる子に育てたいという想いがあります。
高校受験組の覚悟

中学受験の過熱ぶりを見ていると、小学生の子達がよくもここまで頑張れるもんだと感心します。そのため、中学受験組は中堅校で入学してもその努力の経験を糧に、その先の大学受験でも戦って行けるのですが、高校受験組はこれと同じではありません。
公立中学校に進学すると、多くの生徒はまずどの部活に参加するかを考えます。部活と勉強の両立は理想的ですが実際には相当困難です。8割、9割方は両立など出来ていません。現実は部活にのめり込み、空き時間はスマホ、SNS、ゲーム。空き時間でちょろっと勉強しておしまいというのが大半です。
規範の緩い子は提出物も出さず、内申を大幅に下げてしまいます。中学校から出される英語の分布表を見れば分かるのですが、学年の三分の一は定期試験で30点も取れません。二極化というよりむしろ下位への一極集中です。どれだけ素質のある子でも、余程の強い意思が無ければ周囲に流されるのが公立中学です。そういう意味で、勉強に関して言えば、中学には緩く怠惰な雰囲気が蔓延しています。
勉強が苦手な子にはもちろん、得意な子が青天井で伸びるように指導します。流されないように頑張りましょう!
その先を考えるなら高校受験組はガチで!
高校受験の内容のほとんどは中学受験で学習する内容と同じです。中学受験生はそれを小6時にやり込んでいる一方、高校受験組は3年遅れでそれに取り組みます。高校受験は地方大会のようなものですが、大学受験は全国区。地方からも優秀な生徒が難関国立や関関同立に集まります。
大学全入時代ですから、皆望めば大学生にはなれるでしょう。しかし、望んだ大学の大学生になれるかどうかは別問題です。
入社面接の際にも、これまでの頑張りを示せるのはリアルに行動してきた実績と学歴のみです。勉強を下地にした仕事を考え、その先でも選べる立場に立つには、やはり人以上のことが出来ることを目指さなければなりません。ド真剣にやってみると意外とその面白さに気づいたりするもんですよ。頑張りましょう!
反復と伴走が指導の根っこの塾
必要なものは圧倒的先取りと反復の2つです。特に「反復」は極めて重要です。最近では自立学習が求められていますし、その方向で指導したい気持ちはやまやまですが、現場で指導している身からすると口で言うほど簡単なものではありません。自立学習は人を選びます。
出来なければ出来るまで。何度も繰り返し説明。目の前でやらせ、出来たかと思えば問い方を変えて別な問題でチェック。このプロセスの繰り返しです。本当に骨が折れますがここを越えなければ自信を付けさせてやることは出来ません。
これまた時代の方向性とは逆なのかもしれませんが、ここ最近は、一人一人をきちんと伸ばすためには伴走型の指導でないと不可能なのではないかとさえ思い始めています。得点させ、勉強への自信を付けさせていかなければ、自らやろうなどと思う子は殆どいません。3年後に奈良高校に合格していく子でさえ初めはこのようなところから皆さんスタートします。
圧倒的な先取り

具体的には、中1の冬までに英語は中3前半内容までに1周目が終了し、そこから2週目に入ります。遅くとも中2の夏までには2周目が完了し、そこから先は長文読解です。入試問題を扱いながら高1・高2レベルの英語にも踏み込みますので、高校受験の英文が格段に読みやすくなります。数学も中3の6月には終了します。授業自体が速いのではなく、基礎基本さえできれば最初は良いという考えのもと指導しています。一回で全て理解させようと思っておらず、2周目、3周目の中で徐々に感覚を掴んでいくもんだと考えています。そのため、1周目は易しいテキストからスタートします。
定期試験だけでは力は付きません

もちろん定期試験で高得点を取るために、定期試験は死に物狂いでやり込みます。しかし、それだけを目指していては応用力や思考力が身に付くことはありません。基礎が大事とはありふれた言葉ですが、これは基礎ばかりやるという意味ではありません。
多くはここに誤解があります。難しい問題を解く中で基礎の不十分さが確認されます。そこで、再び基礎に戻り、また難しい問題と格闘することとの往復運動の中で基礎の重要性に気づきます。
ですから、一問一答形式の平易で頭の使わない問題ばかり取り組んでいるだけではダメです。逆説的ですが、基礎の必要性は難問と格闘する中でしか見えてきません。そのため、定期試験のような基礎的な出題でさえ、ある程度頭を使った難しい問題までこなしておかないと80点以上を取るのは難しいものです。80点が取れない子には基礎と応用の往復運動。さらにそれ以上を目指す子には教科書を広げ、「何でこうなるの?」のクイズ対決。これが一番伸ばせるように思います。
入試問題で進路決定?

例えば、ある学校では「鳥類の瞼が閉じる方向」を問うユニークな問題が出題されました。こうした問題には、注意力や柔軟な思考力を評価する意図が込められています。
また、英語長文では「宇宙創成の歴史」がテーマに上がることもあります。国語の読解では、「多文化社会に関する評論」など。普段の生活では触れることのない貴重な情報を入試問題は与えてくれます。
様々な角度から問われる入試問題を経験することで、「この分野は面白い!」「俺はこっちの分野に進みたい!」「俺は理系に進みたい」「俺はやっぱ文系」と気づくこともあるでしょう。入試問題と数多く触れ合う中で人生の方向性までも見えてきたりするものです。
最近の入試問題
ここ最近は設問自体が長く、その中で目から鱗な新情報が書かれることも少なくありません。一昔前とは問題自体が変わっており、まるで本の前書きのように興味深い内容が端的に書かれています。
定期試験から入試を見据える

公立高校の内申点:当日点の比率は144:250。私立高校では 0:500 というケースが殆どです。内申点は大切ですが、結局のところ入試で得点出来ないようでは話になりません。受験までまだ時間があるから中1、中2の時にそこまで本気でなくてもと呑気なことは言っていては勝負に勝てません。この時期からでも出来る入試対策はいくらでもあります。
人と差を付ける基本はやはり「相手がやっていない時にやる」。
勉強の仕方を仕込む
本来小学校で身に付いているはずの基礎学力が身についていない子がいます。このような場合は中学校の授業に付いていくのは困難です。加えて、ちょっとやそっとでは到底追い付きません。
塾の中では、1時間の演習で10ページ進める子がいる一方で、1ページを終えるのがやっとの子もいます。足らずの9ページは翌日に頑張って追い付く必要があります。出来なければ出来るまで付き合います。人より多くの時間がかかっても必ず出来るようにしますのでみなさんも諦めず付いて来て下さい。いずれはそれが独りで出来るように手引きします。
授業を聞ける子に育てる
成績を上げるには高い集中力で授業を聞かせる必要があります。最初のうちは板書を取るのに一生懸命になって、書くことに集中してしまい、聴いたその場で理解するという頭の使い方がなかなか出来ません。
この問題をクリアするために生み出された仕組みが、毎回の授業で「話したこと」そのものを確認するテストです。一般的な確認テストとの違いは演習問題からの出題と違い、授業内で話した内容からしか出題されない点です。
当然授業が聞けない最初のうちは不合格ばかりです。しかし、この訓練を繰り返すことで「聴く」ことを理解し、授業の聞き方、ノートを確認する勉強、メモ取りが次第に分かるようになります。「塾で話が上手に聞けない=学校でも話が聞けていない」と見るのが自然です。塾での授業態度は内申点の写し鏡です。
日々トレ
中学生の日々トレは、1回20分程度の少量学習ですが、これを毎日続けることで年単位では相当な力が身に付きます。中3の受験直前期にはその積み重ねは威力を発揮します。
特に英語の威力はすさまじく、毎年公立一般選抜の塾生平均は45点を超えます。一般受験生の平均点は30点付近ですので、100点換算にすると20点~30点近く上振れていることになります。長文読解のスピード、そして自由英作文での安定した英文作成力はこういった地道な継続を元に生まれています。
対象とする中学生
- 本気で成績を上げたい、頑張る意欲のある中学生
- 苦手教科をつぶし、平均並みに、いや出来れば得意にしたい中学生
- 目標はあるけれど、何から始めればよいのか分からない中学生
- 今の学力ではまだ厳しいけれど、少しでも上の高校を目指したい中学生
一人ひとりの目標を大切にし、目指す進学先に合わせて必要な学力を育てていきます。