この時期に点数が伸び悩んでいる中3生へ

中1の頃から、真面目にコツコツと積み上げて来たんだろうね。コツコツと辞書で引けば、きっと君の名前が書いているんだろう。このままじゃ届かないかもって気持ちが焦りを生むんだろうね。

そこで、一つアドバイス。

新しく解く問題と復習する量のバランスはこの時期3:7くらいにしよう。この数字自体に大きな意味はない。「復習に大きく傾斜させなさい」ってこと。


ポイントは2つ

①用語・知識

どんどん覚えて行こう。それしか道はありません。
しかし、真面目な子ほど気が焦り、難しい問題の対策をしようとします。分かりやすく言えば、正答率20%程度の難しい問題を攻略しようとするのです。むしろ正答率60%くらいの取らなきゃならない問題を確実に取ることが優先です。
理科の二分野や、社会の用語を一問一答で知識の再整理が最優先です。

②用語・知識以外

どうやって手を動かしたか、どんな手順で考え、結論に至ったか。「その道のりを暗記」しましょう。
例えば、数学の円の問題で解けなかった場合。二等辺三角形を見逃したことで解けなかったとしよう。「円の問題では二等辺三角形を探す!」これだけを暗記してしまおう。
また、理科のグラフ問題で計算が行き詰ったとしよう。「折れ曲がったところの数値を拾って問題を解く」こんな感じで、「で、何が解決の糸口になったの?何が理由で前に進めなかったの?」そこだけを箇条書きにしてグリグリと覚えていこう。

真面目な子ほど、問題の頭からお尻まで流れを覚えようとする。この方法はすぐにやめよう。全く同じ問題は出てこないので、ポイントだけを覚えることをお薦めします。

この2点を念頭において入試対策を進めましょう。

頑張って!最後まであきらめないで!