中3生へ・最後に。

中3生は明日がいよいよ最終の試験。一般選抜ですね。既に最後の授業も終え、本日の自習を終えれば、いよいよお別れです。

高校はあくまでも途中過程、大切なのはその先の3年後。これこそが重要と散々言ってきましたね。

第一志望に合格する子も、そうで無かった子も、神様が巡り合わせてくれたその場所で一生懸命に過ごして下さい。

さて、長い子は小5から、短い子でも中2から、この塾で頑張ってくれましたね。

ここにいる間、皆さんには勉強を通して、勉強の仕方を色々と伝えてきましたね。

・授業の先取りをすること。

・英単語など基本的な暗記事項は毎日欠かさず進めること。演習とテストは必ずセット。テストは暗記の為に必ず必要なプロセス。

・カリキュラムという名の目標管理でペースと内容を常に確認&修正。

・定期試験対策期間は定着させるための絶好のチャンス。加えて、少し難しい入試問題レベルまで踏み込むこと。そうすれば定期試験対策は入試への足枷にならず、むしろプラスに作用するという視点。

・試験期間を利用して、レベルアップする為にも、学校からの課題はその場で処理。着手までのリードタイムはゼロ。明日やろうは馬鹿野郎の精神。

・ワークは3週前までには必ず1周させること。試験日までにあと2周。試験期間中はとにかく演習。暗記。確認テストの3枚のパンでサンドイッチ。

・試験後は反省会。

・毎日の演習で間違いが見つかれば、その原因と対策を必ず書き留める。暗記しやすいように区割りしたまとめノートで未来の手間を省くこと。

・模試の結果は入試の水先案内人。弱点教科の補強に利用。

・直前期は赤本対策。入試問題は学校の先生に紐づく。作成者の意図を探り、どんな力を求めているのかまで分析。◯だった、×だけでは不十分。その一歩先までが重要。

色んな話をしてきましたね。だけど、実はこれだけのことを手を変え品を変え説明してきたように思います。

勉強を通して勉強の仕方を教えてきました。授業の聞き方からメモの取り方。WTやプレテスト、普段の雑談に至るまで。

何が言いたいか?

もう、勉強の仕方はもう十分に伝えてきました。あとは、君たちがここで学んだことを利用してこの先でも実践するだけです。「勉強の仕方」に関してはもう教えることは何もありません。

まとめると君たちに伝えてきたこと、

それは勉強の「型」です。

カリキュラム、テスト、まとめノートの作り方はどうだこうだ。やり直しはここまでやれと。

一見、「考えて勉強できる生徒を育てる」「自学」が大事と言っている先生とは思えぬほど、縛りつけた言行不一致の数々と見えるかもしれません。

しかし、そうではありません。

『自由を与えれば与えるほど、君たちは不自由になります。そして、自由を制限すれば制限するほど、君たちは自由になります。型は個性を奪いません。型があってこそ初めて自由になれるのです。型を手に入れた君たちは自由です。』


型を踏襲し、この先の勉強を自らで選択して下さい。

ここまで読んで、
「高校は自由=受験後遊んでも宜しい」

そう解釈した生徒は、もう一度中1に戻って3年間頑張って下さい。
是非入塾説明会に申し込んでください。念の為、説明会のリンクを貼っておきます。笑

最後に、

明日の結果がどうであれ、
君たちは君たちです。

学校が君たちの価値を決めるのではありません。素敵な仲間との出会い。君たちが学校の価値を決めれば良いのです。与えられた場所で最高に咲き誇って下さい。

明日、全員が力を発揮できますように!