出来るようになるってマジで楽しい。勉強にもこの要素はフンダンにある。

 実はGWから夏期講習に向けてのチラシを作っていたんです。挿絵を入れたくてアドビのフォトショップ、あとお絵描きアプリを使うことにしたんです。普段の仕事でこんなの全く使わないので、どのボタンがどういう動きをするのか全く分からず。いくつもアプリを試しました。もっと簡単に出来るアプリはないかな〜と。これ今思えば、転塾とよく似ています。青い鳥を探す感じです。

 レビューでも「人物を切り抜くのはフォトショップが簡単」というのですが、私の場合はなかなか上手くいかず、今日まで何度も書いて、何度も消して。。。もうイライライライラ。挫けて諦めたこと100万回。一向に進まない作業に落ち込む日々でした😞

 昨日の帰宅後、さぁもう一度挑戦!YouTubeのチュートリアルを見ながらソフトをいじること1時間。自分のしたい事がようやく出来たのです!キャー!夜中に発狂。

 これまであれこれとボタンを触り、いくつもYouTubeのチュートリアル動画を見てきたのですが(きっとそれぞれの動画の中で話されていることは一緒だったと思います。)

 しかし、最後に見た動画が他と違っていたのは一つ一つのボタンを説明していました。今まであやふやだった理解がそれにより整理されました。最後の動画が特別上手とかそう言う意味ではありません。自分の知識と動画どの出会いのタイミングがよかったのです。

 44歳。生まれて初めて人物の切り抜きをすることができました。笑。

 こんなのプロからすると、ものの1分もかからない作業です。ただ、素人の私は2週間悩んで、悩んで、漸く1枚の切り抜きが完成。嬉しくて、嬉しくて。

 もう1枚追加で写真を切り抜きを試しにやってみたらこれも出来たんです。

 状況を整理します。

 プロが1分で出来ることも初学者は2週間近くもかかった。また、何度も挫けそうになったが、諦めずに時間を空けて何度も取り組むうちに、少しずつ全体像が見えてきた。ある時突然一気に大きな山を飛び越えるように仕組みが理解できた。それが面白くて自分の手でやってみようと思った。モチベーションが上がった。

 まとめると、

 これってよく考えると勉強も一緒です。

 生徒側に求められるのは諦めず何度も何度もトライすること。

 教える側の視点。自分が1分で出来ることも相手は2週間かかって漸く全体像が理解できるようになる。これくらいのレベル差がある。だから、教えたからと言ってすぐに出来るようになるわけではないことを肝に銘じておくこと。一見出来るように見えても、それは見様見真似でいじっているだけで本質を理解していない場合がある。つながりが無いから忘れる。応用も利かない。断片を指導して、それを再統合して。これを繰り返すうちに、ある日突然完全理解の世界と出会う。

 爽快でしたね。そこまでの道のりが苦しかったからこそ、できた時の喜びも格別でした。仕組みを理解したのでもう忘れないと思いますし、応用も利かせられると思います。

 やっぱり、分かる、出来るって楽しいことです。「何で出来へんねん、前に教えたやろ!」ではなく、まだ本質の理解に辿り着いてないだけ。「必ず出来る!」少しずつ説明の仕方を変えながら、本当の理解に導くことの大切さを感じた深夜3時でした。笑