塾の進路懇談は学校の進路懇談より先にしてる理由があるんや。



昨日、進路懇談の日程を各家庭に通知してんな。



実施は10月末~11月6日までの約一週間。


それまでに、

お前たちはちゃんと自分の受けたい学校を


2、3チョイスしてくるんやで。




実はな。


塾始まって最初の頃、



塾の三者懇談はもう少し遅い時期にやっててん。




厳密には、「中学校の進路懇談の後」や。




最初うちの塾が立ち上がった8年前なんか、



そりゃ知名度ゼロやからな。


Goda塾?なにそれ?


名前にGodとか入って、宗教法人が作った塾か?


みたいな。笑



勉強できる子なんて来んねや。


5教科合計で150点。



ちょっとましな子でも平均点に届かん子ばっかりやってん。



それを、塾に来てもらってな


+150点とか、


+200点。



点数上げて行って、

信頼積み重ねてここまで来たんや。



今でこそ、

そこそこの子も来てくれるようになったけど。

昔は違ってん。



でな、


そんな子が学校で進路懇談受けるやろ。


内申も低いし。



「あんたの目指している学校は、肩くらいの位置や。

だけど、今のお前の力は足の指先くらいの位置や。


通るわけないやろ。志望校考え直せ!」


って言われんねん。


これ、事実や。




学校の先生がそう言いたくなる気持ちも分かるねん。



過去、サボってたその子の姿も見てるしな。


出来ればクラスの子全員合格させてやりたいって。


担任やったら、そう思うやろ。




だけさぁ、こっちとしてはな。



子供たちの夢を叶えるって仕事してるわけやから、



諦めろって言わんねや。


その代わりに言うのは、「一緒に頑張ろう!」なんや。


不可能に見えるはずのことが、可能になったら自信つくやろ。


その後苦しなった時があっても、
また頑張ろうって思えるやん。


勉強出来へん子なんか、
そうやって希望見せたらな頑張れんやろ。



学校の懇談終わってな

泣きながら塾に駆け込んできた子もおったわ。



親子でな、
学校から直接塾に来たこともあったわ。

駐車場で何回も立ちながら面談したことか。




不憫やろ。




だからな、
学校より先に塾の懇談やることに決めたんや。



きっと
「アカン、下げろって言われると思うで」と。


だけどな、
塾で何でアカンって学校の先生が仰ろうとしてるんかとかな。


「Aちゃんの第一志望を受けられるように、


絶対に安心な学校を一つ入れとこう。

そうすれば、

Aちゃん自身も安心やし、


学校の先生も安心してくれるはずや。」って



こんな事を事前に話しといてあげたらな。


ショックを受けずに済むやろ。



そしたら、残りまた頑張れるやん。



過去にな、

そんなことがあったからな


うちのな進路指導は学校よりも前にやることになったんや。



それが今でも残ってるんや。


塾の先生の仕事わな、


勉強を教えることも大事やけどな。



それ以外でも大事にしたいことはあるんやな。


さぁ、進路懇談。


まずは自分の気持ち先生にぶつけろよ。

自分の希望に蓋せんでええからな。