子どもが苦手を感じるその背後には必ず原因がある

子供が苦手を感じる時には必ずその背後に、「よくわかってないこと」。言い換えれば躓きの原因がある。

分数の計算が苦手と一言に言っても、その原因は様々。

最後の約分を忘れて間違いになることもある。

この場合、表面上は約分忘れなんだけど、実は最大公約数がすぐに見つけられないことが原因だったりもする。

また、「分数、分からーん」とリビングでの嘆き声を聞けば、「あー、この子分数が苦手なんやわ」と感じるかもしれない。

しかし、実際は24と36の通分で72で見つけられずに止まっていることだってある。

この場合、原因には足し算の苦手が隠れていたりするある。

大事なことは2つ

①子供達の「分からん」の背後には必ず原因が存在すると思って、その原因を掴もうとすること。

大切なことは、「ある」と確信して探すこと。「あるかも・・・」くらいの弱い気持ちで探り始めると途中で分析を怠ってしまうでしょ。必ずあるからね。

②次に、原因の目星がついたら、解決するためのパターン練習。さっきの場合であれば、最大公約数の練習や2桁の数を瞬時に行う練習を何度も何度も繰り返すこと。

本人が自力でそのことに気づくことはほぼないんだから、それを見ている親や先生が気づいて改善をしないと子供は勉強が嫌いになるばかり。

小学校時代の基礎学力を鍛えておくことは極めて重要。仮に手遅れを感じても、その時点からでも遅くはありません。すぐに手をうちましょう🫵