成績を上げたければ、執拗なまでの再テストを打て。

中学生は期末試験が終わり、小学生はマンスリーテストが終わったところですね。

間違えたところを復習するのは大事というのはよく言われますね。
なぜでしょうか?

それは、やらない人が多いからですね。

以前ブログで塾講師の利点は、生徒同士を比較できる点と言いましたね。伸びる子と伸びない子が比較できるのです。これは1人しか見れない親には無い視点です。塾講師は比較の結果、伸びる子は復習に熱心ということを知っています。

どこの塾も「復習しましょう」とか「直しを提出しましょう」と言いますが、正直それだけでは弱いですね。

試験後のテンションがピークアウトした時期に、こんな優しい声掛けで、誰がド真剣に取り組むのでしょうか。

試験後はテンションが再燃し、試験験本番よりも刺激的でスリリングな状況でなければなりません。


さて、小6のみんなは今日がその日ですね。
合格点、8割? 9割? ノンノンノン。


満点のみです。


さぁ、ここから皆さんと先生の根競べですね。
泣いても、終わりません。出来るまでやってもらいます。
許されるのは、合格して笑うことのみです。

また一段賢くなってくれると思うと気持ちが高揚します。
本当に楽しみですね。


最後に、保護者の皆様。
もし今塾に通わせていて思った程成績が上がらない場合、きっと幾つかの問題点を抱えているかと思います。

すみません。
今少し遠慮して書いてしまいました。

やはり、多数の問題点を抱えているに訂正します。
生徒の問題7割、塾の問題3割というところでしょうか。

その原因の1つに塾の仕組みとして、「執拗なまでの再テストがない」ようでしたら。
才能の芽を摘んでしまっている可能性があります。

執拗なまでの再テストは退塾につながるリスクもありますので、塾にとってはあまり好ましいものではありません。(大和西大寺駅前には「辞めさせないことがモットー。ウキウキワクワク。」という指導で生徒の才能を飼い殺しにしている塾があるそうです。加えて生徒が集まっていると聞きますから世の中は何が正しいか全くわかりません。学力を伸ばすために、ときに暴風となる寺子屋が無風の託児所になったのはいつからでしょうか。)

自学で勉強が進められることの前段階として、1つ1つに対して真剣に取り組む。覚える努力を怠らないというのがあります。自学ができるというのは口で言うほど簡単なことではありません。掌外沿(小指の根元の馬場チョップするところ)が鉛筆の粉で黒くなるほどの経験ができるのは若いうちだけです。

そのあたりも学力を伸ばす上で大切な要素の1つであると、心の片隅に留めておいて頂けると良いと思います。