模試での判定結果について
E判定だったら、「全然だめやん!!!もう志望校を下げなさい!」
「もっと現実的なところを書きなさい!」
と、実現可能性を考えてしまいますね?
それはある意味正しく。ある意味間違いです。
実現可能性よりももっと大切なのは
現在の勉強では、そこに手が届かないという現実を理解して
「現在の勉強方法に手を加えること」です。
つまり、「今」を改善する。
という視点です。
未来は今の積み重ねでしかありません。
そのため、答案の分析が有効です。
まずはここです。
ここから始めないと打ち手を間違えてしまいます。
サッカー選手がバットを振っても、得点を決められるようにならないのと同じです。
仮に、国語の偏差値が40だとしましょう。
偏差値40というのはまず知識分野の定着が悪く
覚えることが覚えられていない証拠です。
このタイミングで、「じゃあ、読解を鍛えよう!」
とはなりません。
知識事項が埋まれば、偏差値55くらいには伸びてきます。
答案をよく分析して下さい。
知識事項の得点率が悪ければ
国語の場合、「漢字の読み、書き」や「文法」から始めましょう。
漢字の読み書きに対する時間を多く取ります。
毎日の勉強の開始時に、漢字を10個やってから勉強に入るとか。
週末に、一週間で覚えた漢字の再復習を✖️とか。
塾に行くたびに、先生にテストを準備してもらうとか。
こんな打ち手を一つ一つ実行して行きます。
仮説と検証を模試の度ごとに繰り返していきます。
模試は、健康診断書です。
今の改善に使いましょう!!