自学中に手元を見てる理由わかるか?


先生らが、
自学の教室に入ってきたりするやろ?



あれ、なんでかわかるか?


君らはきっと

「ちゃんと自学しているか監視してる。」


😱


そう思っているかもしれへんな。



だけどな、それは間違いや。



あれはな、
「表面の確認と内面の変化の確認」

をしてるんや。


少々難しいな。


つまりな。


手元見て、

正しい手順で解けてるかとか、


解いては〇付け、

×がみつかったらその場でやり直しをして、


修正しながら前に進んでいるか確認してるんや。



だってな、

勉強が不慣れな子はな、


ずーっと解いて、


解いて、


解いて。




自分いつ〇付けするん?

しまいには、


〇付けもせんと最後のページまで行ってしまうこともあるわな。



これが何でアカンかわかるか?


「解くことが目的」になってるやろ。



ちがうねん。


勉強っていうのは、

出来なかったものを

出来ていくようにする作業の


繰り返しなんや。


だからな、


解いて、

すぐに〇付け、

すぐに直し。


この3点セットで進めていかなあかん。



そうせんとな。


前に進みながら賢くならんやろ。



今回の間違いを次の問題では、


出来るようにしながら進めるんや。



そうしたら、


最後のページまで進んだころには


大概の内容が頭に入るようになるやろ。



前者なら、やって終わりになってるやろ。



同じやるでも、やり方によって手に入るものの大きさが違うの


君らなら分かるやろ。



そんでな、

もう少し踏み込めるなら、


似たような問題を解いて


本当に解けるか確認するのも大切や。


もっと踏み込めるなら、


今後同じ間違いを繰り返さんようにするために、


ノートにまとめとくともう最高やな。



確認もして、未来への投資も出来て。



だけどな、

こんな勉強、


手間がかかるから


なかなかみんなしようとせーへんわ。



ただな、毎日毎日見てるとな、ある時に


ポっと、


そんな手間のかかる勉強を

し始める子が出てくるねん。


それってな、

表面上は勉強の仕方の変化のように見えるやろ。


だけど、よく考えてみーな。


表面が変化するってことは


内面にも変化が生じてるはずなんや。


本人の中では大きな意識の変化があってりするねん。

理由は様々やと思うわ。



先生らが見てるのは、


この2つの「変化」なんや。



あー、

この子スイッチが入ったってわかるんや。



そんな面倒くさいことを

やろうとしている時や。


頑張ろう!


そんな気持ちが高まってる決まってるやん。



そんな時にな、

気の効いた言葉一つでもかけられたら良いやろ。


「今日はやる気が全面に出てたな。」とか
「先生、感動したわ。」とか



ちょっとしたことやけどな。


変化したタイミングでな


気の利いた声掛けしてもらえたら、


やっぱり嬉しいやろ。



あー、
先生俺のこと見てくれてるわ思って。


そうやねん。



だからな、

毎日自学してる様子見て変化を探してるんや。


さぁ、今日も授業行こうか。