良い転塾と悪い転塾 「 When in … 」




転塾の相談がな


ここ最近、


増えてるねんな。



特に中学生が多いな。



試験直後やしな。





話を伺えば、



「成績が上がらなくて…」




もっと深く掘れば




「勉強方法が合ってないんじゃないかと思って…」





こういう内容に行きつくことが多いねんな。




えっ!と思われるかも知れへんけどな。




俺から伝えるのは




「うちに来たからと言って、



成績があがるというものではありません。」




キラッ!笑





塾の先生からしたら、



そりゃ生徒が増えるのは嬉しいことやねんで。




だけどな、




ちゃんと



ここで問題点伝えな




うちに来てもな





同じことが繰り返されるねん。






この時に意識するんは




良い転塾と悪い転塾についてな。





まずは良い転塾な。





これって、




結局、自覚の問題が大きくてな。





もちろん、



どうやって勉強に対する姿勢を自覚させるか



っていうのは



塾の先生の腕によるところはあると思うけど、




その影響も




きっと




きっかけを与える程度のものやわ。





それよりも圧倒的に大きいのが





自分がこうなりたいとか、



こうしたいとか。



そういう強い願望



欲求、





もっと言えば




渇望。



これや。





「先生、この子のやる気スイッチ押してください!」





はい、無理!笑








お母さん、それは無理ですよ。笑







ただね、



学習環境が与える影響もあると思うので、




騒がしい塾が嫌で環境を変えたい。




もっと熱心に取り組む子が多い環境でやりたい。



習慣化する力が無いので、仕組み化されている塾を探している。





こんなんは良く理解できるな。




だけど、



考えてみてな。




これは塾で「自覚を変える」んじゃなくて



その環境を自ら選んでるわけやから







「自覚があるからこその転塾やろ?」







だから、




このパターンは良い転塾って言えるな。







次、悪い転塾な。




この場合圧倒的に多いのが


「今の塾が合わない」



って相談な。





「合わない」んじゃなくて、




「合わせようとするか」やねんな。





会社に入ってもそうやけど、




やっぱ、




合せることが求められるやろ?






みんなに分かりやすい例で言おうか。





学校のワーク提出で考えてみよ。





「●月▼日までにP■~P★を〇付け、



直しまでして提出しなさい。」




って指示が



学校の先生から出るやん。




あれをな、



期日までに出さんかったり、



先生の指示通りにやらん子っておるやろ?





あれだって学校の先生に「合せる」の一つやからな。




合わさんかったら、



当然、評価下げられるよな。




おまけに、嫌われるやん。笑





教科担当が持ち上がりやから、



一回嫌われると、「中学生活、オワタ~」やで。



そりゃな、学校の先生も大人やから




あからさまに嫌いとは言わんで。




だけど、人間やから、



嫌っていることは十分にあるやろ?







「合せる」ことが至る所で求められるわけやろ。

学校もそう。


塾もそう。


会社もそう。


家の中でもそう。




「適応」な。




応じるんやで。





だから、塾辞める前にな




もう一回、今の塾でちゃんと合わせようとしてるか




考えてもらいたいな。




言われた通りにやって、



それでも成績が上がらんかったら、



転塾しても良いかもな。



ほら、




今の塾で



最後にもう一回「合わせてみよう」ってすることや。



そうするとな、それが自覚になるねん。




ほら、自覚して取り組むとな最初に戻るねん。



自覚してるのにアカンかったらな。



環境の問題って言えるかもやろ?






そう、



自覚がある状態で次に行かんとな




行った先で同じことの繰り返しになるねん。







君らに「合わせ力」のない転塾は



悪い転塾って言えるな。






行った先でもやっぱり



「合わせ力」がないからな。




終わりのない転塾や。



塾ホッパーの誕生や。






郷に入れば郷に従え



ってあるやろ。




When in Goda, do as the Goda does.






ほら、



「Godaに入れば郷田に従え」




って、



昔の人も言ってはるわ。笑




まだ見ぬ子たちな。


そこまでやって、


ダメな場合、



うちにおいでな。



一緒にがんばろう。