郷田流、自学スタンス、指導スタンス



自学はな。






放任ではないんやで。




それはな




太平洋のど真ん中に




放り出すようなもんやからな。



それやと


ちょっと危ないな。







こっちに岸があるんやで。



とか、




こっちは潮の流れが弱いから




おいで。




とか、






ちゃーんと言ってあげんとな。






どれくらいの量をな



どれくらいの期間でな




進めるんか。




ってな。






その子に合った方向性を見ながらな。








ぜーんぶ。







握り合うんやで。






ちゃーんと




本人の意思を確認しながらな。






決して、

押し付けず。










そう



ゴウザップのトレーナー





のイメージかもな。






郷田が一緒に伴走。




だけど、やるのは




あんたやで。




やるもやらんも




決めるのは




「あんた」や。







小学生に、



期間の長い目標は少々酷やな。





目の前の





目標設定から始めるのが良いな。





まずは、その日に何をするのか



B6の用紙に書いてスタート。





おおよその時間と、




その内容だけでいい。






自学に来た子は、必ず俺に聞かれんねん。





「今日は何をするつもりなん?」




毎回聞くことで、



すこーしずつ



意識するようになるやろ?








「次、自学に来るときには考えてからおいでね。」



って言われるからな。




ちょっとずつ意識するようになるやろ。




塾の玄関の扉開ける時に



「あっ!考えな」




って思い出すかもしれんな。





次は


駐車場の前に着いた時に



「あっ!考えな」





って思うようになるかも



しれんな。








もしかすると




その次は、




家の玄関出た時に気づくんかもしれんな。





それでいいんやで。





そうやって、



毎回


毎回




ちょーっとずつ変わればいいんや。






同じことの繰り返し。





習慣化、





習慣化。




息をするように、





それが当たり前になるまでな。




ほら、放任とは違うやろ?





これが郷田流の自学な。



そして指導スタンスな。