君らな、
小学生後半から、
中学生になると反抗期に入るやろ。
もちろん、
本人にその自覚はないわ。
だけど、何か親の言う事がウザく思えてしまうんやな。
最近は減ってきたけど、
数年前はあるお母さんから
「家の壁が穴だらけなんです。。。
大人になった時に、
反省させるため穴を塞がずにそのままにしてるんです。
お客さん来たら恥ずかしいんですけどね。」
こんな話をたくさん聞いたわ。
心配して言ってくれてることに気付けないんやな。
その時は。
自分のことしか見えへん時期や。
先生もにも小4の娘がいるんや。
塾に行ってんねん。
塾の先生の子どもやから、
勉強たくさん見てあげられて、
休みの日とか勉強見てくれそう。
そう思うやろ。
だけどな、
先日もな
「お父さんのせいで、ストレスやわ!」
「ホンマに、やめて。」
こんなこと言われてん。
もう、泣けるな。
俺、塾の先生やで。笑
一緒に算数見たろうか?
とか、
前のテストの復習
一緒にやろか?
とかな。
少しでも成績あげるのに協力しようと思って
サポートするんやけど、
逆効果なんやな。
その時に思ってん。
もしかするとな。
「自分の不安を解消するために
あれこれ、しようとしてたんかな」
って。
「良かれと思って。」
「こどものため」
そう思ってたけど、
心の根っこでは、
知らず知らずのうちに、
自分の不安を押し付けてしまってたんかも。
なんかそんな考えがふと頭をよぎってん。
本人は
親の不安解消の道具じゃないから、
そりゃ反発もするわな。
反省したわ。。。笑
もう一回言うけど、
俺20年近く塾の先生やってんねんで。笑
それから、
遠く離れて見るようにしてるんや。
最近は機嫌よーやってるわ。
そりゃ先々のこと考えたら、
あれやってこれやってあげたい。
そんな想いもないと言えば嘘になる。
だけど、
何か楽しそうにしてる姿を見てたら、
それで良いんかな?
って思えてくるねん。
きっと君らのお母さんやお父さんも
同じ想いじゃないかな。
たまには、
「ありがとう心配してくれて」
そんな言葉かけてみたってや。
きっと君らのこと、
もっと応援してくれるはずやから。笑
最後に、もう一回。
俺、塾の先生やで!
さぁ、今日も授業やろか。