さっきの記事の続きみたいな感じで書くな。
基礎って何?
って感じやろ?
ちょっと分かりやすく例あげてみるわな。
例えば、
昨日の小6の数学では
-(-2)*3
こんなんが宿題に出ててんな。
ちなみに、「*3」は3乗って意味やとするで。
小学生の場合な、
ほぼ全員が間違いなく
-(-2)*3 = -(-2)×(-2)×(-2) = +8
ってこう書くわ。
一旦、
これを①としようか。
じゃあ次は②な。
-(-2)*3 = +6
こんなんもあるあるや。
じゃあ、解説するわ。
①は何が指導されるかって。
式を右に変形し続けてる点な。
これするとな、
今みたいな簡単な式は良いねんで、
だけどな、
将来こんなんが入試問題とかに出て来るねん。

右に書くとな
目線の動き幅がな
どうしても遠くなってしまうやろ。

試験中想像してや。
極度の緊張状態や。
ミスの可能性増えるやろ?
だからな
式変形は
左側にイコール、
塾ではこれを「左イコール」って呼んでるけど、

こうするとな。
目線の動き幅が短距離になるやろ。
真下に書き写すだけや。
極力ミスが本番でも出ないように
普段の練習から仕込むねんな。
次は②な。
これは典型的な途中式省略パターンや。
よくおるやろ。
計算は?
「消しました。」
「はっ?」
あるいは
計算どこにやったん?
「他の紙にやりました。」
紙は?
「捨てました。」
おいっ!
「そんなんしてたら、
お前が計算の「神」に
捨てられるぞ!」笑
数学とか、
国語って途中過程が大切な教科やろ?
どうやって復習するん?
②の問題は、
間違いの原因発見は
めちゃ簡単や。
だけどな、
これが将来何行とかになってくるんやで。
途中過程書く癖今から付けとかな
その時になって、
いきなりやろうとしても
なかなか上手く行かんわな。
たかだか、
数式変形一つとってもな
初期の頃に
仕込まなアカンことはたくさんあるんや。
提出された宿題のノート見てな、
つぶさに修正をかけていかんとな
将来躓きそうやろ?
君ら分かると思うけど、
授業は17:00開始や。
だけど、
だいたいいつも45分から30分前には教室に入ってるやろ?
その日提出のノート見て、
チェックして、
前に呼んで、
修正かけて。
場合によっては残ってもらって、
すぐに手を打って。
この繰り返しやからね。
なかなか、
こういう指導って
普段表に出んもんな。
だけど、
この地道な作業が
塾の生命線やからね。
さぁ、今日も、
しっかり先生の言うこと真似して
頑張ろうか!