先生の家な、
決して裕福じゃなかったしな。
母親がな
パートして貯めたお金でな
私立の中学校行かしてもらってたからな
贅沢は出来んかったわ。
だけどな、
この環境が勉強する上で役立った話をするわな。
分からんことがあるとな
駅前の本屋に行くねん。
家から駅までは300mくらいやったかな。
そこでな、
参考書の立ち読みするねん。
学校から問題集とか与えられるんやけどな、
肝心の参考書がないねん。
問題集って、解説は書いてあるけど
その手前の、
何でそう考えるんかとか
原理原則みたいなのは分かっている前提で解説が書かれるねんな。
高校生やと分かると思うけど、数学の4stepとかそうやろ?
あの薄い解説な。
そこが欠如してると問題集の解説だけではよく分からんねんな。
中2くらいで、この勉強法始めたわ。
本屋に行くとな、
何冊もあるやろ。
それを読み比べるねん。
参考書ってな、
しっくりくる説明がある場合とない場合があるねん。
だから、数冊読み比べるねん。
そうするとな、
次第にその単元の核みたいなものがな
うっすらと浮かびあがってくるねん。
どの参考書でも書いてあることはその単元の核やし。
プラスアルファで書かれていることは、
あーなるほど
そんな風に考えるんやって。
新しい視点を授かるねん。
比較することで
単元の輪郭が徐々に浮かび上るねんな。
そんで、その内容覚えて帰るやろ。
また、問題解くねん。
また、分からんくなるやろ。
本屋に行くやん。
これの繰り返しやわ。
本屋の人には申し訳ないねんけど、
親にお願い出来へんかってん。
「買って」って。
そこにはな2つ理由があるねん。
1つ目は単純にお金がないから。
2つ目はそれに付随するねんけど、
みんな参考書買う時って、
「絶大な1冊」これを買おうとするやろ。
たくさん、見比べて。
一番良いやつを探すな。
郷田少年は気づいてん。
参考書は
複数冊を読み比べてこそ、
その輪郭をはっきりさせられるって。
「絶大な1冊なんて存在しない」
これが、
「参考書立ち読み勉強法」を発見した郷田少年が感じてたこと。笑
買おうと思ったら、
最低でも各教科5冊以上、参考書を買うことになるねんで。
無理やろ。
膨大にお金かかるやろ?
そう、1教科2000円×5冊。
こんなにかかるねん。笑
だから、「絶大な1冊」が選べへんねん。
むしろ、絶大な1冊なんかない方が良いねん。
言い過ぎか?笑
今はインターネットがあるから、適当な検索ワード打って。
上から出てくる4つ5つ読むやろ。
だいたいイメージつかめるわ。
それのアナログ版やな。俺がやってたことは。
何が言いたいかってな。
参考書は読み比べなアカンねん。
読み比べ
読み比べ
読み比べ
大事やから、3回言ったで。
あっ、4回やった。
今の君の勉強はどうや?
ほら、「参考書立ち読み勉強法」やってみ!