参考書立ち読み勉強法の味をしめた郷田少年はな
徐々に成績を上げて行くことになるわ。
お金がないのは
相変わらずやから、
高1になった時にバイトするねん。
学校がバイト禁止やったから、
見つからんように。
新聞配達のバイトしてたわ。笑
早起きは大変やったけど、
朝の空気が気持ちよくてな。
冬の雨の日は最悪やった。
寒くて、寒くて。
最初は、自転車の後ろに新聞載せて配りに行くねんな。
重いやん。
しんどいやん。
あの、新聞配達の人が乗ってるカブ(バイク)いいなぁって思うやん。
バイクの免許取りに行くやん。
もちろん、
学校は厳しいから、バイクの免許なんて禁止な。笑
バイク使って配達はめちゃ楽。
この話は続きがあるんやけど、
ここからさっきの記事の続きに戻るわ。
こうやってバイクの免許を手に入れて、
バイト代で原付を購入した郷田少年は
もちろん行動範囲が広がるやん。
そうするとな、
バイクで20分くらいかかる
大型書店に繰り出すわけや。
そこでやるのが
「参考書立ち読み勉強法」
はい、きたー!
もう、駅前の書店とは
別世界の量の参考書が並んでんねんな。
読みたい放題。
さんざん駅前書店にお世話になってて、
1冊も購入せず、
挙句、
ディスるってのはかなり心が痛むけど。。。笑
田舎者が
都会の人の量に衝撃を受けるのと同じや。笑
「分からんことは全部立ち読みに聞け」。
この勉強方法がずっと続いたわ。
校則違反やし、
事故の可能性もあるから、
親はバイク買うなんて
反対しまくったわ。
高校生くらいって、
悪いことしてみたくなるねんな。
猛反対の親の口を塞いだのは
この言葉やったわ。
「バイクで参考書見に行くねん」
この爆弾は、結構効き目合ったわ~。