先日、
地元中学校で11月の学力診断テストが返却された。
度数分布表を見ると90点以上には4人。
うち、3人はGoda塾生。
しかし、中3になってからはほとんど英語に力を入れず、流し運転状態である。
週に2本程度、模擬試験等の過去問や入試問題で、勘の鈍りを防ぐ程度である。
一方で、中2までは授業、課題、テスト。
テストを中心としたサイクルで徹底的に叩き込む。
中学校の範囲だから。
高校の範囲だから。と
垣根を作らず指導してきた。
中2になって、通塾回数を増やした日ももちろん、
英語に充ててきた。
この理由は2つある。
①1つは高校に行って文理選択が迫られた際、英語はどちらに進んでも重要科目になるため。
②伸ばしやすい、差が広げやすい。
特に②について、
徒競走でフライングをすれば、失格になるが。
入試においてフライングは成功への定石。
中高一貫校生はとっくに走り出している。
「英語で激伸びはあるが、数学での激伸びは難しい。」
英語は積み上げ教科なので、日々の積み重ねが最も差となりやすい。
英語で安定的に高得点をとれる状態にしているからこそ、
最終学年で数学に時間が割ける。
数学は学習内容が多いため、
学校では冬休み直前にならないと全範囲が終わらない。
さらに、
数学の入試問題が困難な点は、関数に図形が絡んだり。
文章題に、1次関数が組み込まれたり。
単元どうしの融合が数学という壁を大きく見せる。
夏から秋の終わりまではどっぷり数学で時間を使いたい。
そのため、英語の前倒しは必須となる。
そして、
冬の直前から残り数か月で一気に
理科、社会で知識の整理と暗記の猛攻。
入試前日まで知識を詰め込む。
最後の、最後。
直前期は単元に大きく山を張り、入試問題を当てにかかる。
素人の山はただのあてずっぽう。
しかし、ある程度指導経験のある教師なら
理科の予測はかなり高い精度で可能ではないだろうか。
昨日解いた問題が、今日出ていた。
そんなことは決して少ない。
Goda塾では中2までに中3の内容、さらには原形不定詞、倒置、挿入、同格まで英語を仕込む。
それは、高校受験で勝つための必勝法と捉えているからである。
また、高校に入っても遅れをとりにくくなる。
そう考え、英語に力を込めている。