毎日毎日。
生徒から提出されるノートを見て。
おかしいところがあれば修正指示。
雑なところがあれば、注意。
誤って理解しているところがあれば呼び出し補習。
出来ることが見つかればたまに褒める。
たまに。笑
Goda塾が始まって半年くらいは、宿題のチェックはしていなかった。
塾開始する前、難関クラスを担当してた時の悪い習慣を引きずった結果やね。
夏の終わりに「まとめテスト」をしたら、地球が割れるくらいのマグニチュードやったね。自信が一気に揺らいだわ。
ド三振。
あの一件が、自分を変えてくれた出来事やったわ。めちゃショック。。。
この子らの事、出来ると信じてたらあかんわ。
きちんとチェックして、確認せなあかんわ。
これ、俺の怠慢やわと。
それ以来、毎日毎日宿題ノートを提出させて。チェックして、次の授業までに返却して。
必要があれば、コメント書いて、修正指示書いて、補習に呼び出して。
超地味。
だけど、これが原点よ。
それを8年続けたんよ。
小テストすると点数が出る訳じゃないですか。
テスト監督の先生に点数聞いてもらって名簿にメモしてもらったのを授業後に見たよ。
だけど、無味乾燥。
点数が立体的に見えてこん訳よ。
あー、このやり方ダメやわ。
点数を見ても、点数に手触りがなく、これじゃテストしても、具体的な次の指導に繋がらんわ。
次は、答案回収してもらって、スキャンしてもらって、授業後に見るわけよ。
そうしたら、一気に一人一人の状況が浮かび上がって来る訳よ。
これよ、これ。
この感覚。
例えば15点中、5点とか取るやないですか。
えっ、5点ってなる訳??
毎日毎日ノート見て、いつも正解で出して来るのに。なんで3割なん??
答案見ると、
式もめちゃくちゃ。
いつものノートと全く違うやん!ってなるわけ。
そうすりゃ、もう呼び出して。
コラー!ですよ。
なんで答写してるねん!
解けんのやったら、質問に持ってこんか!
こんなことしてるから、厳しいとか言われるようになって・・・
受験体験記にもスパルタとか書いて頂いて・・・笑
厳しいの背後はこんなんやからね。
別に、私もヤ○ザじゃないので、しばくにも理由がある訳ですよ。笑
(しばくとか書くのも躊躇する世の中じゃ。ポイズン)
だからノート見て、テストの答案見て。
こんなことしてたら。
15点中12点でも。
気になるんですよ。
あとの3点の間違いどこやねん?って。
これをやってるうちにその子の勉強の仕方や取り組み姿勢。
いろんなものが透けて見え始めるんです。
そんな先生おるんかどうか知らんけど、15点中12点。8割やから、合格。OK!
点数だけ見て、生徒の状況を掴める先生がいたらほんま神やって思うわ。
俺には出来んかったわ。
ノート、答案から離れれば離れるほど子供の実像が見えんくなるわ。
ノート3日見んかったら、感覚狂うわ。
去年からノート提出がなくなりLINEで提出になった。
失敗に失敗を重ねてここまで来たわ。
管理の仕方や提出の仕方が変わっただけで、塾が始まって以来大事な事は何も変えてないことに気づいたわ。
毎日の宿題がなくなって、それが日々トレに変わった。
ここが現時点。
小テストもバンバンやるし。
大事なところはやっぱ何も変わってないわ。
きっと今後も変わらんわ。