中学生というのは、小学校までとは違います。
小学校の間は「○○ちゃん、よく出来たね!」
「すごいね」の世界です。
しかし、中学生は
「出来ないことが突きつけられる時期」
今まで差が見えなかったのに、
中学生になると色んな面で他人との違いが意識されます。
出来ないことの連続です。
これでは、自分に自信なんて持てるはずもありません。
さぁ、いっちょ頑張ろう!なんて思えるはずもありません。
少しの変化を認め、
少しの成長を喜び、
見えてない成長を、見える形にしてあげて。
早く芽を出せと毎日地面に水をやります。
目が出た暁には真っ直ぐ茎が伸びるように
支柱を地面にブッ刺します。
運よく芽が出ても、途中で枯れてしまうこともあります。
そしたら、もう一度トライです。
早く芽が出るものもあれば、
時間がかかる芽もあります。
呆れるくらい何度でも繰り返します。
高く伸びる芽がある一方で、
それほど伸びない芽があります。
その凹凸が人間そのものであり。
偏りこそが人間の魅力です。
出来ないことに抗うからこそ
諦めたり
逃げたり
やる気をなくしたり、
時に自分を大きく見せて
出来るフリをするのではないでしょうか。
だからこそ、ど正論が痛いのではないでしょうか。
だからこそ、強い言葉で支えてやる必要もあるのではないでしょうか。