地理の授業は地図帳を必ず持参させる。
大事な情報を地図帳に書き込み、地図がメモだらけになる。ページをペラペラとめくるうちに位置関係や、その土地の特徴が写真を見ればスッと頭に入るからだ。
例えば、アフリカで使えた知識が南アメリカでも使えることに気づく。気候や地形がその土地の産業に影響していることに気づけば単純暗記から脱することができる。系統的に知識が繋がっていくところが地理の面白さだ。スペイン人のアメリカへの入植の場面なんかは歴史と地理が融合する場面で面白い。
単調な暗記はつまらないが、写真集を眺めるような地理の勉強は楽しい。