<中1クラス> 9月数学ランキングテスト結果

96
85
78
77
60
58
52
39

他欠席

今回の試験は比例と反比例の総合問題でしたね。問題数も30問程度と多く、試験時間も50分で設定していたため、練習をしていないと間に合わなかったり、最後の方の特に考える大問では時間切れになるテストとなりました。

全て入試問題から作成しているので難しさもそれなりにあるのですが、合格の目安は80点です。基礎的な問題を全て正解させれば54点は取れるテストでした。そこにたどり着かなかった生徒は繰り返し復習をして自分のものになるように練習しましょう。

また、大問20で出題した2022年の京都橘高校の規則性と絡めた格子点の数え上げ問題は、全滅でしたね。解説も入れましたが、半分程度の生徒が「なんとなく分かった」状態で、残りの半分の生徒からは「チーン」と鐘のなる音が聞こえ、悟りを開いた僧侶のように無表情で鎮座していました。

こういった難しい問題を中に入れていく狙いは、定期試験で出題されるような易しい問題ばかりだと数学が得意な生徒は飽き飽きしてしまい。目を輝かせることがありません。しかし、こういった頭を使う問題を入れることで、数学好きの興味スイッチを入れるためです。

数学が苦手な生徒は、こういった問題には手が出なくても今は構いません。その代わりに基礎的な問題を確実に早く解く力を身につけましょう。それが先ほどの54点です。数学が苦手な生徒は大問1から大問18までを正確に早く解けるように練習してみてください。

数年前まで学校限定塾としてやっていた時代は、定期試験で得点が取れれば良い子たちが大勢通ってくれていましたので、どうしても平凡でありきたりの指導しかできませんでした。しかし、学校限定塾を解除し、複数の中学校から通っていただけるようになったことで、一条高校以上を目標とする上位校へ向けた指導が可能になりました。

今のGoda塾で3年間きちんと授業について来てくれれば、一条、郡山、高専、奈良、その他難関私立に必ず合格できるレベルまで引き上げますので、踏ん張って付いて来てください。

これらの学校を目指すのも、その先の大学受験を見据えているからです。高校受験にだけ合格すれば良いという目標だけであれば、そこまで頑張らなくても良いのかもしれません。しかし、その先のことも真剣に考えるのであれば一条高校合格は最低ラインだと考えています。

実は、今回数学で39点だった生徒。今、必死になって頑張っています。毎日部活が終わればすぐに自習室に来て黙々と日々の宿題を進め、不明点が出れば私に質問するということを繰り返しています。この前は、授業後に他の生徒に教えてもらいながら勉強を進めていました。今はまだ花が開いていませんが、この生徒のガッツと根性があれば、必ずいつか花が開くでしょう。この先の変化が楽しみです。

現状に不満を持ちながら、未来の自分を想像して、頑張っていきましょう!