「チェケラッチョ!!」
「あ、答えなんやったっけ??」
昨日の小6英語の授業は、教室中に笑い声が響き渡る賑やかな時間となりました。
普段は外からなかなか見えない授業の様子を、今日は少しだけお見せしたいと思います。
予定外の展開から生まれた「シャーペン回し疑問詞ゲーム」
疑問詞の学習をもっと楽しくしようと、マジカルバナナ形式のゲームを考えていたのですが…行き当たりばったりで始めようとしたら、思うように進まず。「やはり準備は大切だな」と反省しながら、机の上のシャーペンを見て思いつきました。
ルールは簡単
- シャーペンをくるくる回して、先が向いた人が解答者
- 回した人が問題を出す
- すぐに答えられなければアウト!
- 先生にペンが向いたら「チェケラッチョ」と言っていち早く正解を言った者勝ち
このシンプルなルールが、意外にも緊張感のあるゲームに発展しました。
問題を出した本人が答えられない。
授業中、笑いを誘う場面も続出。
問題を出した生徒が答えを忘れ、周囲からブーイングで苦笑い。
私の方にペンが向いた瞬間、みんなが「チェケラッチョ!」と大きな声で叫ぶのですが、肝心の答えを言い忘れてしまい、またまた大笑い。
隣の教室で自習していた中1の生徒たちには申し訳なかったのですが、謝りに行くと笑顔で許してくれました。。。
800語の英単語、英語短文
このゲームを見ていて嬉しかったのは、子どもたちの成長です。現在の小6クラスは
- 英単語約800語を習得
- be動詞文、一般動詞文をマスター
- 三単現、複数形もクリア
- そして現在は疑問詞を学習中
出題の幅が広がり、生徒たち自身が色んな単語を織り交ぜ、問題を作れる。そして、作ろうとする姿に、「そこそこ身に付いてるやん。」と感心しました。
結果。
予定していた算数まで辿り着けず、全部英語の授業になってしまいました(笑)。。。
しめる場面
授業後、小テストで合格できなかった子たちが、となりの自習教室で勉強することに。ところが、さっきまでの楽しい雰囲気を引きずりすぎて、自習中の先輩たちがいるにも関わらず、ペラペラとおしゃべりを続けていました。
「周りのことを考えて行動せー!きちんと切り替えろ!」
私から大目玉です。
考えてみれば、隣の教室に迷惑をかけたのは盛り上げすぎた私自身なのに、その余韻を引きずった小学生が怒られるという、何とも理不尽な構図(苦笑)。
これ、うちの日常です。笑。
ジェットコースターのような授業
楽しむところは思い切り楽しむ。締めるところはきちんと締める。
普段は外から見えない教室の中で、
こんな風に過ごしている子どもたちの様子を、少しでもお伝えできたら嬉しいです。
次回はちゃんと算数もやります。多分。。。




