今日は、合格後初めて本人と顔を合わせました。
いつも以上に笑顔が多く、どこかホッとした様子がはっきりと伝わってきます。こちらも、それを見て、ようやく肩の力を抜けた気がしました。
「合格発表のとき、どんな感じやったん?」と聞いてみると、こんな話をしてくれました。
家族全員でパソコンを開いて、時間ちょうどに画面を見ました。
私はガッツポーズをして喜びました。
お母さんは「えっ!ほんまに?」って驚いていて、
お父さんとお兄ちゃんは「すごいな、すごいな」って何度も言ってくれました。
もちろん、その場にいたわけではありません。それでも、その光景は不思議なくらい鮮明に目に浮かび、こちらまで幸せな気持ちになりました。
改めて、この仕事は「合格」という結果だけを扱っているのではなく、その子の人生の1ページを、そしてそれを支えるご家族の想いの一端を、一緒に担う仕事なのだと痛感します。
もちろん、入試ですから不合格もあります。それでもやはり、関わった子には合格を手にしてほしい。そのためにできる最善のことは、すべてしてあげたい。そう思いながら過ごした日々には、大きな喜びと同時に、相応の重圧もありました。
お迎えの時間に、お母さまから当日の点数を教えていただきました。3教科受験でしたが、合格最低点を64点上回る結果。さらに言えば、2教科の合計点だけでも合格していました。蓋を開けてみれば、実力十分での合格だったということになります。ただ、それが分かるのはあくまで「後から」です。
入試は、最後に合格の文字を見るまで、決して安心できません。「大丈夫だろう」と思っていても、何が起こるか分からない。だからこそ、その瞬間まで、こちらも一切気を抜くことはできませんでした。
今回の合格は、一つの収穫でした。しかし、まだまだ種をまき続けなければならない畑が、目の前に広がっています。2月、3月の高校入試がもうそこまで来ています。
また一つ、また一つと合格を積み重ねていくためにも、叱るべきところは叱り、背中を押すべきところでは全力で押しながら、全員が芽吹くように、水やりをしていきます。


