些細なことがきっかけで良い循環に入ったA君

先ほどのクラスにいるA君の話です。

日々トレの提出時刻を過ぎて提出することもしばしば。「ごめんなさい。次はちゃんと出します。」とは言うものの2日もすればまた元の状態に。反省だけならサルでも出来るの言葉があるように、まさにお猿さん状態。

反省の色、改善の姿勢がみえないので流石に「喝!」。

職員室に呼ばれた段階でもう蛇に睨まれたカエル状態。たまにはお灸も据えられます。「決められた時間に出来ないのなら、学校にいつもより30分早く行って学校でやりなさい」と指導。

翌朝から20分前には行くようにしたようです。

今まで噛み合って無かった歯車が急に噛み合うようになったようです。部活終わりの時間に少し余裕が持てるようになり、小テスト前の確認の時間が増えたのだとか。不安定だった点数も合格点を越えることが増えました。

学力面に加え、精神面でも変化が出始めました。授業中も発言することが増え、教室の中でもボケてみたり、一つ一つの発言が自信満々です。

こんな些細なきっかけからでも一気に火がつく場合があります。特に中学生男子は。

クラスの中にこういった生徒が1人また1人と増えてくると教室に良い流れが生じます。

オセロの色を一枚一枚変えていく日々が今日も続きます。