数学が苦手な子、あるある。

今日の中1数学は規則性の話がテーマ。

「n番目って聞かれてもピンと来んよな?

じゃあ、1番目の場合(n=1)はどうなる?図を書いてみ。

じゃあ、次、2番目はどう?また、図を書いて。

そしたらこのあと、3番目、4番目…ってどうなるか分かると思うで。

そこをnに変えたらn番目の様子が分かるはずやから。」

そんな話をしてん。

普段指導していて気づくのがな、数学が苦手な子ほど図を書かんってことやわ。

n番目、n番目って、呪文のように繰り返すだけで全然前に進めへんねん。

逆にな、数学が得意な子は

「とりあえずまず、絵を描いてみよう。」

「具体的な数字入れて考えてみよう。」こうやって取り組んでんねんな。

数学ってxとかyとか使って抽象的に物事を考えるやろ。

だけどな、そんな風に考えられるようになる前に、実は膨大な量の絵を描いて、膨大な数の具体例を頭の中で想像してきたから出来るようになってんで。

数学が苦手で詰まってしまったら、まずは絵を描いてみ。

「縦が6m、横がxm」と問題に書かれてたら、まずは簡単な絵を描いてみんねん。

次にな、xがもし1やったら縦長の長方形になるなー。

もし、xが6やったら正方形になるなー。

って考えてみるねん。そしたら、そこから解決の糸口がつかめるはずやで。

がんばってな。