中学3年生へ | 明日の連絡 | 赤本演習が始まる前に知っておいて欲しいこと。

明日の授業スケジュールについて

明日の授業は午後3時から開始となります。夜の部はいつも通り6時35分に休憩を挟み、7時15分から再開いたします。

定期試験期間が続いている生徒の皆さんは、授業への参加か自習への参加か、どちらを選んでいただいても構いません。各自の状況に応じて判断してください。

授業に参加しない場合は、授業動画を残しておきますので、後日視聴していただけます。

明日の授業内容ですが、

・私立高校入試に向けての赤本の解き方
・入試から逆算した勉強方法と計画の立て方 等
資料を使いながら説明いたします。

その後、通常の授業に入っていきますが、先日の藤井模試H回の問題で解説しておきたい箇所が多数ありますので、試験問題を必ず持参してください。

また、以前の進路懇談会でもお伝えした通り、赤本は繰り返し解くことになりますので、解答用紙の準備等を進めておいてください。

中3生に向けて

定期試験もほとんどの中学校で終わりを迎え、いよいよ本格的な入試対策に入っていきます。

さあ、ここからが本番です。皆さんに一つ、大事な話をします。

いいか。よく聞いてな。

物事ってのはな、なんでも「ものさし」があるんです。

百人いれば、百通りのものさしがあります。

学校が違えば、その学校のものさしがピシッと立ってる。


「うちはこういう生徒を育てたいんだ」
「こういう見方ができる子に来てほしいんだ」
どの学校も、腹の底ではそう思っているもんです。

君たちが一番気にするのは「受かるか落ちるか」でしょう。
それは当然です。

人の気持ちとしてそれが当前です。

しかし、その一歩手前にもう少しだけ大事なことがあります。


「相手のものさしは、どんな形をしているのか」
ここを知らないと勝負にならないのです。

相手のものさしに自分がどれだけハマるか。
そこを見せないと話が進みません。

入試問題っていうのは、学校が掲げる旗みたいなもんです。
「うちはこういう子に来てほしい」
その旗印が、問題用紙にそのまま刷り込まれている。

だから、入試問題を見て学校の狙いを読む。
その上で、自分の準備を整えて向かう。
これはもう、交渉でも商売でも、世の中の鉄則です。

自分の意見や理想はもちろん大事。
しかし、それ以上に大事なのは、相手の望みを聞き取る耳の方です。

コミュニケーションっていうのは、まず相手の声をすくい上げるところから始まるんです。

相手を見ずに「オレの品は最高だ!」と叫んだって、
相手が求めてなきゃ1㎜も前進しないもんです。

まず相手の要望を聞く。
その上で、自分の持ち札がどう役に立つか、筋道を立てて話す。
これができて初めて、交渉も試験も前に進む。

そういう意味で「合格」も同じ。
相手の格に合わせる。

これが大切です。

「ありのままの私を見てください」じゃあ、ちょっと虫がよすぎる。

アナ雪はもう古い。

オラフはかわいいけど。

「ギューッと抱きしめて!」とはきっと赤本のことでしょう。

英語がムズい学校があれば、それは立派なメッセージです。
「英語の強い子に来てほしい」ってことでしょう。

それを「英語ムズいから捨てます」なんて言ってたら、
仮に受かっても入ってから地獄を見るもんです。

相手が出すサインを読む。
それに合わせて、自分の形を整える。
それが本来の合格です。

そうしていけば、おのずと合格点は超えてくるもんです。

とはいえ、入試はもちろん競争です。

だからと言って、「誰かを蹴落とせば自分が上がる」なんて発想になってもらいたくありません。そんな小さい話ではないのです。

相手のものさしに近づくために、自分を研ぎ澄ませる。
そっちの方がよっぽど価値がある。

そういう経験をした子は、どこに行っても強い。
自分の成長と真正面から向き合えるからです。

相手を変えるんじゃなく、自分が変わるんです。
これが本当に力になる。

一筋縄ではいかないこともある。
しかし、君たちが描く未来に近づくために、先生も腹を据えて応援する。

だから君たちも、とことんやってほしい。

合格っていうのは、突き詰めれば「自分が変わる」ってことです。


春になったら、少し大きくなった君たちを見るのを楽しみにしています。

さあ、頑張ろう。