問題を解く前に、まず問題文を1文字1文字理解するところから始めるということ。

今日は中1の保護者会だった。



解答以前つまり、




問題文を読解する国語力に課題がある。




そんな話をした。





上位10%を除けば、多かれ少なかれ1単語1単語を正確に拾えていない。





例えば、
「日本の範囲と同じ緯度、軽度に・・・」




まず



1️⃣「日本の範囲とは一体何か」




2️⃣「同じ緯度とはどこを指すのか」




3️⃣「同じ経度とはどこを指すのか」




たったこれだけの文章でも、読み飛ばす生徒は読み飛ばす。




「目で追った」=「読んだ」





こう表現しているだけで、





「読んだ」=「言葉の定義を理解し、文が求める内容の理解ができた」




とは違う。






言葉の定義を正確に拾うこと。







文章を区切り読みするのが良い





区切り読みというのは私が勝手に作った言葉だ。






区切りの意味が正確に答えられないなら絶対に前に進んではいけない。






分かれば次に進んで良し。







分からなければ、辞書、用語集などを探し。






言葉の定義を確認し、言葉の輪郭を確認する。





とにかく、語彙力が弱いうちは





区切り読みしながら意味を拾う以外、方法がない。






いくら問題を解こうが、何時間勉強をしようが







結局はどの教科、どの問題を解いても






同じことがひょいと顔を出す。






生徒のみんな。






焦らなくて良いから、まずは確実に一つ一つ言葉を拾って




区切って読んで。





どれだけ時間が掛かっても良いから





区切り読みをしてみて。





これに慣れると、出題者の出題意図まで理解できるようになるから。




急がば回れ!