A組は放置。B組は問答作戦。今回が2クラスに分かれて初の定期試験。

今回A組の定期試験対策は殆どと何もしません。A組が本当のA組になっていく為には必要な時間なんだと考えています。

これは決して手抜きではありません。

普段の彼らの様子を見ていて、この子達なら出来ると信じられるからこそ、手が離せるのです。

A組に選抜されたということは、少なくともその資格があるからです。

結果がどうなるかは分かりません。しかし、仮に失敗したとしても、意識の高い子たちは必ず自分の失敗に心を痛め、それも力に変えて行くものです。

一方で、成功を手に入れれば自分の勉強の仕方にますます自信を付けていくはずです。失敗も成功もその手で感じてもらいたいと考えています。これがA組への指導です。

他方、B組には多大な労力を割くことにしました。

学校のワークの殆どを教師自ら採点します。「自分でさせないと自分でできる様にならない」もちろん、その通りです。

しかし、B組はまだまだ「分かっていないことが分かっていなのです」。なぜ、それが間違いなのかが判断できません。質問され、答えに窮して初めて自分の理解が浅いことを自覚します。

「何で」を考えない勉強の悪癖が染み付いてしまっているためです。教師が目の前で採点し。「これは何で?何故この答えになるの?」と問題集と脳みその間の接着剤の役割を果たしてやるのです。

一人で勉強を進められる生徒は問題集との間で「一人問答」が出来るのですが、それがまだ乏しい間は「二人問答」が必要です。

「何で?」と考えないことが気持ち悪いと感じられる。そうなる迄の必要なステップです。

もう一つ。直接採点することで、生徒の躓きポイントがリアルに見えることは教師にとって最大の収穫です。指導者にとってこれほど強力な情報はありません。

定期試験の勉強を通して、勉強の仕方を指導して行きます。それがB組です。