中2生、夏の頑張りはどうだったのか?

8月末に受験した模試の結果が返ってきました。中学2年生の英語の平均偏差値は64。春の時点では56でしたので、この4ヶ月で8ポイント上昇したことになります。65が郡山の合格ライン、61が一条の合格ラインですから、着実に力がついてきていると感じます。

大きな要因の一つは、夏休みから取り入れた長文読解への本格的な取り組みです。それまでは文法を中心に基礎固めを行ってきましたが、やはり長文での得点にはばらつきがありました。夏からは精読に入り、「読むための文法」を指導しています。

たとえば、指示語が出てきたら必ず元の名詞に戻させる。曖昧に「彼」と訳させるのではなく、必ず「ケン」と訳させる。十数行の英文の中で何度も同じことを繰り返すことになりますが、これは今後のための布石です。練習を重ねていくと速く読む速度が上がりますが、それと同時に内容を取る速度が上がるかと言えば必ずしもそうではありません。速度だけを追い求めれば、内容理解が置き去りになる。そうした失敗を未然に防ぐための取り組みです。

習ったことを確実に定着させるために、授業で文章を扱い、日々トレで音読を課しています。ここ3週間程度ですが、前から訳がスムーズになり、切る位置も自然になってきました。今はまだ「読む力」を育てている段階ですが、やがて「解く力」へと移行していく時に、この学年はもう一段階英語力を伸ばすと思います。

今回の模試では5教科の中で最も高い教科が英語でした。理科以外の教科は61を超えていたのですが、理科だけが60を下回りました。これは私にとっても意外でした。

理科の答案を分析すると「光の単元」での失点が原因でした。夏に復習の指示はしてはいたものの、解説やテストは組んでいませんでした。理屈主体の第一分野はまだまだ生徒だけでは進めにくいということに改めて気づけたのは収穫でした。

定期試験と模試は問われる筋力が違います。本当の実力は模試でしか測れません。

今回の結果は、課題が明確になった一方で、今後のの大きさも示しました。

次は冬。弱点を補強し、より高みへと近づいて行きましょう。