最近、面識はないものの、密かにブログを拝見している塾の先生がいます。その先生のブログには、生徒とマンツーマンで「口頭試問」に励む姿が頻繁に綴られており、その指導にかける熱量にいつも刺激を受けていました。
実は今、私には一つの悩みがありました。 定期試験で400点に届かない生徒たちを、どうにか「430点の壁」を突破させてあげたい。ここ2回ほど、あと一歩が届かず、本人も私も悔しい思いを感じてきました。
そこで、その先生の実践に倣い、私も生徒たちに「英語の口頭試問」をぶつけてみることにしました。
膝を突き合わせて見えた、小さな「綻び」
実際に1対1で質問をしてみると、普段の小テストや授業の反応だけでは見えなかった課題が、次々と浮き彫りになりました。
- 解答の瞬発力の欠如: 問いを発してから答えが返ってくるまでが遅い。
- 応用の利かなさ: 英語➡日本語なら答えられても、日本語➡英語で聞くと途端に詰まる。
- 学習の癖: 単語をローマ字読みで覚え、発音記号や辞書を軽視している。単語テストで合格しても発音まではチェックできない。
遠目には綺麗に見える壁も、近づいてよく見れば、小さな傷や汚れが無数にある。それと同じで、一見「覚えている」ように見えても、瞬発力がないのは理解が曖昧な証拠でした。
「反応速度」は嘘をつかない
今回一番の収穫は、「問うてから答えるまでの反応」にこそ、実態が隠れていると気づけたことです。これは、膝を突き合わせない限り、絶対に見えてこない個人の課題です。
英語でこれだけの課題が見つかったということは、他の教科でも同じことが起きているはず。こうした細かな「勉強の粗」を一つひとつ潰さないと、430点の壁は越えられません。
伸びないのには何か必ず原因がある。そんなことを口頭試問の写真から学ばせてもらいました。


