ワードバスケット

現在うちの小3〜小5でこれが大流行りしています。文章読解を扱うようになり言葉に興味を持ち始めたからでしょうか、毎回のように「先生、今日はワードバスケットする?」「先生、あと5分あったら1試合できるやん。やろ!」こんな感じです。他の教科も、これくらいノリノリで臨んでくれると良いのですが。。。

このゲームの説明を簡単にしておくと、目の前の箱に出ている単語を頭文字にして手持ちのカードで終える3文字以上の単語を言います。そして、手持ちのカードをどんどん出していき、最後に手持ちカードがなくなれば勝ちというゲームです。

中央の箱に「ま」が出ていて、自分の手元に「く」のカードがあれば「マイク」とか「まもなく」と言ってカードを出します。

次は、「く」を頭文字にして・・・という形でどんどん進みます。出せる人からどんどん出していきます。そのほかワイルドカードやらなんやらもあるのですが大きくはこの流れです。

今日は小3クラスでこれをやったのですが、まだまだ語彙が少ないので、なかなかカードを切ることができず、辞書使用を認めました。一見、辞書使用はずるい!となりそうですが、辞書をひいて単語を探すのは意外と手間と時間がかかります。探している間に先にカードが出されてしまい、振り出しに戻されるというスリリングな場面もあります。

結局は使える語彙量が豊富な生徒が勝つのですが、手元のカードにも結構左右されます。

小学生とは思えないような単語が飛び出すこともありその偶発性に笑いが起きることが少なくありません。

今日はおめめクリクリの可愛らしい小3の女の子の口から「むなげ(胸毛)」が飛び出しました。決して口から胸毛が飛び出て来たわけではないので、ご注意を。。。

小学校5年生に読書量が半端ない女の子が一人いまして、その子が強いのなんのって、こっちがど真剣に戦っても、全く歯が立ちません。瞬発力が違います。ネコとネズミの勝負くらいであればまだ勝てる機会があるかもしれませんが、ライオンとネズミくらいの実力差に勝負の結果は言うまでもありません。私が唯一勝てることがあるとすれば、年齢と胸毛の量くらいかもしれません。。。

小学生コースの専らのテーマは勉強の中に遊びの要素を混ぜることなので、ここに関しては大成功という感じです。