ウチの塾は毎日の課題提出をLINEでしている様子を親も見ることができるようにしています。それには色々と理由がありますが、その中の一つに、他人に対してどんなコミュニケーションの取り方をしているのかを保護者にも見てもらうというのがあります。他人。それも大人と会話をしている場面って普段なかなか目にすることがありませんよね。それが毎日の先生とのやりとりで自分の子のコミュニケーション能力の現状が良くも悪くも見えるんじゃないでしょうか。家の中だけでの態度。と思いたいところが「あー、外でもやってしまっているのか・・・」と見えてしまう瞬間もあるでしょう。流石に外ではやっていないと思ってたのに・・・「やっぱり。。。」だからこそというか、頻繁に保護者との会話で話題に上がるのが「自分の意見をはっきりと伝えないことに対して、本当にイライラしているんです。」という言葉。きっと子供のやり取りにモヤモヤしているお家は多いでしょうね。日々トレを出す時も、何も言わずに提出していたり。先生からの指示に対してウンともスンとも反応しなかったり。提出時刻を過ぎるのに「遅れます」と事前連絡を入れてなかったり。ウチの塾に通わせてくれている保護者はしっかりとされている方も多いので、こういう状況を目にすると、きっと子供に「ちゃんと返事しーや!」「あんたちゃんと伝えたん?」こんなやり取りが家で行われているはずです。だけど、小言を言いすぎるとどうしても家の中では喧嘩になってややこしくなる。これが現実ですね。子供って第三者からの指摘に反応しやすかったりするので、親が小言っぽく言うより第三者から「ガツン!」と言う方が届く場面があります。こちらも最初は丁寧に言いますが、繰り返しの指摘にも関わらずお作法が出来てない場合には厳しい言葉で指摘が入ります。本来であればこういったことは家庭での躾だと思っていますが、第三者も加わって躾ける方が良いと思います。第三者にしか演じれない役割がそこにはあります。塾では勉強はもちろんのこと、その目的に立ち返るとやはり社会に出てきちんと活躍できる大人になること。だとすれば、きちんと意思疎通が出来る子に育てる必要があると思っています。
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PROFILE
本名ごうだだけし。名前はジャイアン、見た目はのび太。お腹周りにもお肉が付き、ジャイアンとのび太の「ハーフ&ハーフ」。適職診断では塾講師の適性は最下位。それから20余年、今でもこの仕事を楽しく続けています。「出来るから楽しくなる」を合言葉に、お預かりした子たちを鍛え伸ばします。大阪大学理学部卒、京都大学経営管理大学院卒。趣味は釣り。