受験体験記2024・お母様より・2通目


小5の頃からお世話になりました。

アルファベット読みや独自でアレンジした読み方で覚え、フォニックス読みを避け続けた子でしたが、最終的には5教科のうち2番目に英語が出来るまでになりました。


中1の頃は、宿題やテスト前のワークの提出が全然間に合わず、塾のカリキュラムに追われる毎日でしたが、自分で予定を立てて出来るようになりました。

中3になる少し前からは思春期で何もかもが不安定になり、加えて反抗期も重なり、毎日学校に遅刻する日々が続きました。


塾は夜なので暫くはまともに行けてましたが、受験が近付くにつれ遅刻や欠席が増えました。娘の不安定な状況を理解して下さり、刺激せずにそっと接してくださったことに心より感謝致します。

キツイと聞いていた塾だけに、子供にとってストレスになってるのではないかな?と思う時もあり、「辞めた~い」と愚痴をこぼしたこともありました。

「辞めてもいいよ」と言った事がありますが、「辞めたいって言うたけど、辞める!!とは言ってないやろ。辞めた~いって言ってるだけやん!」と怒られました。
大人の無意識な「疲れた~」と同じですね。

子供にとってはキツイ塾ではなく必要な場所だったようです。
必死に塾にしがみついてる姿を見ては、一生懸命先を考えて、自分なりに行動してるのだなと思いました。

第一志望校も前から決まっていたので、それも頑張る糧になったんだと思います。

しかし、頑張る気持ちには波があり不安定で、志望校に対しても「どうせ受けれない…」と言ったかと思えば、今度は逆に「受かる謎の自信がある!」。この気持ちの繰り返しでした。
こちらまで不安定にさせられました。

第一志望については微妙なラインだったので、色んな学校のオープンスクールに誘ったのですが、反抗して全く行ってくれませんでした。

話し合いをしようにも質問しても答えてくれず、仮に答えてくれたとしても早口で小声。
聞き直すと「もぅいい」「さっき言った」全く話にならず、したい話がいつまでも出来ませんでした。本人なりに考えてると思うので、とにかく気長に待つしかなかったです。

直前になり、本人の強い希望もあって志望校を変更しました。

その頃くらいからか、会話が成り立つ事が増えました。

変更前の志望校を決めたきっかけも曖昧でしたし、合格してからの事を想像しても不安しかなかったのかもしれません。変更してスッキリした感じがありました。それもあり、安定した状態で受験に挑めたので本当に安心しました。

先生方の支えもあり、無事に合格する事が出来ました。
本当にありがとうございました。

私はまだまだ戦いが続きます。夢や希望をもって選んだ学校に生き生きと通う姿を見て初めて、私の受験が終わると思います。

また先生方に良いご報告が出来ればと思います。