話が聞けず、指示が守れない子たち

一般的な塾ブログでは生徒たちの良い面や、キラキラ話が書かれることが多いですが。



ここは良いことも「悪いことも」書きますからね。




毎日、毎日の生徒たちとの格闘の日々を綴っていくつもりです。




今年の中1も話を聞いているふり。



実は話を聞いていない子。




いわゆる「なんちゃって中学生」がまだまだ多く存在しますね。



聴くという字は「耳」「目」という文字が入っていることからも分かるように、「目」で見ることが重要です。





先生が話をしている最中に、ノートを取ろうとしている子。




その間、話は右から左ですよ。




昨日の授業でも、話している途中で書き始めるんです。





もう、注意ですよ、注意。





話し終える前に、なんで書いてるの?





今、聴く時間でしょ??





先生の目を見て話を聴くんでしょ??





目線ズレてるよ。



話きかずに、家に何持って帰るの??




きっと、そういうこと学校でもやってるよね?






学校はそういうところきちんと注意してくれないもんね。





悪い癖だよ。それ。




聴いている間は「理解に集中」





これ出来ないと、勉強なんて伸びないよ。





中1の土台作る段階では、まずここから。




ちゃんと聴けるようになったら、書きながらもいいよ。




だけど、それでも聴くことが一番よ。




前に立って授業しているとね。




賢い生徒とは何度も目が合うもんなんだよ。




つまり、それだけこっちを見て聴いているってことよ。




一方で、勉強が下手な生徒は下ばっかり見て目が合わんのよ。




腕組みしながら、ずっと顔上げながら授業聴くくらいの感覚よ。





大概のことはテキストに書いてあるんだから。




多少ノートが書けなくったって問題ないのよ。




いい?わかった??





話をしっかりと聴くという点に関して昨日の授業の話ね。






先週の課題に模試のやり直しをしてくるってのがあったね。





その際、




「各教科でノートを分けて5冊作りなさい。




それぞれに直しをして提出。」



こういう指示たっだね。



結果、



持って来ずが2名。




1冊のノートにやり直しをまとめてた子が左。




右側が指示を守れた子たち。






指示守れてない子の中には、以前使ってたノートの続きから始めている子もいて・・・



きっと、焦ってやったんだろうね。



日曜日の晩くらいに。





普段の生活が透けて見えるよ。





この学年これでもまだマシな方です。




授業の聞き方、メモの取り方、勉強への取り組み。



何度も何度も、口内炎ができるくらいに




口酸っぱく言い続けて




や〜っと少しずつ浸透してくるんですから。




この状況



きっと、お家では分からないと思いますよ。




ここからですよ。ここから。





ビシーっと全員が話を聴けるようになるまで徹底的に訓練です。