模試対策のコツ:引っかけ問題を見抜く力と多角的な解法を身につけよう

3Aのみんなへ。土曜日は秋の模試解説だったね。今後、こうった実戦形式の演習が増えるので、大事な視点を2点、書いておくね。

<1点目>

模試作成者は意図をもって。努力してきた者とそうでない者との間ではっきりと差を付けるために作問している。つまり、そこには引っ掛けが用意されている。

もしそれに引っかかった場合、それはミスではなく、練習不足。それも、ただの練習不足ではなく、「相手の出題意図を汲み取る練習が不足していた」と考えよう。

「ははーん。このひっかけポイントはここか。流石にそこは見落とさんぞ。残念でした。」相手の手の内を俯瞰して予測できるといわゆるミスは減る。

出題者の意図を汲むのは、最初のうちはなかなか容易ではない。だから代わりに先生が分析をし、出題者のひっかける意図を伝える。(これがいわゆるパターン分析。)

分析は先生に任せ、分析内容を覚えるところで頑張って見てほしい。

<2点目>

一次関数の一般式とそれを変化させた式、この2つを紹介した。式の見た目は違うがそれぞれに使用場面に応じた使い方あるということを説明した。

もちろん、特定の解法だけで解くことも大切だが、それだけでは不十分。なぜなら試験には時間制限があるからだ。試験攻略上、「最速で、正確に」これは必須条件。

授業では今後も1つの問題を複数の視点からの解法を指導しようと思う。解ければ何でも良いと視野狭窄的なことは言わずに、手持ちの武器弾薬をリュックにパンパンに詰めて試験会場に行くようにしよう。

さて、ここから入試に向けた実戦演習がそれぞれの科目で開始される。

ここからの授業は面白くなるよ〜。笑